平成30年7月句会の秀句
「AI」 時任敏子 選
AIよ暴れる河を何とする 松原ヒロ子
人肌の温もりロボに負けません 近藤満智代
羊雲追ってドローンの熱い檄 前田ヒデ子
「来る」 松尾由美子 選
ほたる来い淋しがりやの手のひらに 佐藤文子
来る来ない花弁に聞いている慕情 浅井典子
明日への祈り青年の樹に水をやる 川村道子
「がらがら」 住田勢津子 選
断捨離へすっからかんになる心 倉知武好
老介護積木崩れる音がする 早川節子
家中を抜け殻にして子の巣立ち 村上ひろみ
「泳ぐ」 赤星陽子 選
一日を泳ぎ切ったか日が落ちる 板橋柳子
恩ひとつ受けて荒波泳ぎ切る 佐藤文子
群泳の中で忘れた主義主張 木村英昭
「椅子」 山口富衛 選
天守から我が町見たい車椅子 織田広花
反撃は今蒼天へ椅子をける 荒川照美
ロッキングチェア父の威厳が染みている 大野よね
「雑詠」 荒川八洲雄 選
いい出会いあったか雨に咲く雌花 住田勢津子
波瀾万丈フォルテッシモな母の海 浅井典子
絶体絶命さてジョーカーの置き所 廣田洋江

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