歴史と伝統の中日川柳会の秀句 |
令和2年4月句会の秀句 |
「わくわく」 森峰義 選 | ||
春泥の山で初めて手を繋ぐ | 猿渡智子 | |
ときめいた時がハートの適齢期 | 喜多村正儀 | |
老春が健康寿命引きよせる | 堀田志保 | |
「似る」 倉知武好 選 | ||
マニフェスト疑似餌きれいに盛付ける | 川村道子 | |
人に似た鬼も住んでる社会面 | 喜多村正儀 | |
輪の中の讃辞はどれも相似形 | 小川正塔 | |
「野菜」 松原ヒロ子 選 | ||
たらちねの恩温かし衣被ぎ | 早川節子 | |
すずなすずしろいにしえからの食文化 | 加藤田鶴子 | |
泥付きの顔に自負あり路地野菜 | 村上ひろみ | |
「雑詠」 荒川八洲雄 選 | ||
黎明へいのちが萌える呱呱の声 | 浅井典子 | |
大空へ響けいのちの滾る音 | 髙木みち子 | |
名残り雪溶けたら幸せの予感 | 朝岡えりか |