歴史と伝統の中日川柳会の秀句

令和3年3月句会の秀句
「経済」 矢野五十二 選
清貧の幸せ真っ直ぐな矜恃廣田洋江
人間を裁く経済至上主義川村道子
豊作に大地へ感謝の手を合わす加藤自津夫
「らくらく」 橋本悟郎 選
磊々落々揺るぎを知らぬ城の石加藤田鶴子
喧騒の世洒洒落落と月が出る 川村道子
苦の中の楽が一番愛おしい 橋本あずさ
「損なう」 加藤由美 選
失敗を遣り甲斐と読み乗り越える矢野五十二
金継ぎで息吹き返す欠け茶碗加藤田鶴子
時化の海夢満載の帆が揺らぐ川村道子
「雑詠」 加藤田鶴子 選
百歳時代学ぶに遅きことは無い早川節子
半音を上げて新たな春とする廣田洋江
清濁を呑んでこころの闇を出る鬼頭照苑













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