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歴史と伝統の中日川柳会の秀句 |
平成31年4月句会の秀句 |
「しみじみ」 位田仁美 選 | ||
![]() | 匙はこぶ幼い母を愛おしむ | 喜多村正儀 |
![]() | 親になりしみじみ親の恩を知る | 早川節子 |
![]() | 春なのにこの淋しさは何だろう | 住田勢津子 |
「願う」 小川正塔 選 | ||
![]() | 身の丈の幸せ願う朱印帳 | 荒川照美 |
![]() | 眉きりり高く掲げる大漁旗 | 白石てる |
![]() | 豊作を願う宴はさくら色 | 岩田マリ |
「ちょっと」 柳秀夫 選 | ||
![]() | 一筋の光があればトライする | 荒川照美 |
![]() | ちょっとずつ笑顔がもどる回復期 | 山田義久 |
![]() | ちょっと待つ余裕視界が開けてくる | 山﨑甫子 |
「教える」 倉知武好 選 | ||
![]() | 春風に弱いわたしが口を割る | 神谷ヒキノ |
![]() | 若者に教える釘の打ちどころ | 髙木みち子 |
![]() | 諦めることも教える母の愛 | 加藤田鶴子 |
「花」 松原ヒロ子 選 | ||
![]() | 万葉の梅蘇る令和の名 | 早川節子 |
![]() | 花吹雪神の配慮と思いたし | 鷲尾貞子 |
![]() | 花道はないが踏ん張る古希の坂 | 廣田洋江 |
「雑詠」 木村英昭 選 | ||
![]() | 終章の生を学んで序章とす | 小柳津絢子 |
![]() | 加減乗除の強い女の裾さばき | 島津敏子 |
![]() | なお前へ傷の乾きを待ちながら | 赤星陽子 |