歴史と伝統の中日川柳会の秀句

令和3年5月句会の秀句
「設ける」 原田多喜 選
笑う準備整ってます忘れ貝前田ゆうこ
しつらえた席に憂いは残さない松原ヒロ子
返事下さい余白たっぷり取ってある佐藤文子
「野」 戸田冨士夫 選
働ける内は野武士になってやる冨田末男
いくさとは生き抜くことか野の一樹橋本あずさ
シベリアの原野の果てた兵の塚小柳津絢子
「めきめき」 佐藤文子 選
寛解の一歩一気に春ひらく梶田隆男
日常が崩れる音がしませんか松原ヒロ子
九分ほめて自我の目覚めの風を待つ森峰義
「雑詠」 冨田末男 選
どん底におちて気がつく白いめし鬼頭照苑
何度でもトライ蒼天掴むまで松原ヒロ子
終章へ全力という自負を持つ荒川照美













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