歴史と伝統の中日川柳会の秀句

令和7年3月句会の秀句
「あわよくば」 梅尾 芳香 選
たなぼたを待って予定は空けてある住田勢津子
大谷に続けと犬を飼ってみる横粂すみ江
虎視眈々次は私だ三番手岩田 マリ
「おどける」 水谷 裕子 選
ベロ出してチョンマは笑う最期まで住田勢津子
かっぽれとおどける祖父の晴れ姿大村あき子
握手してまだ足りなくて抱きしめる橋本あずさ
「 声 」 白石 てる 選
反戦の叫びが止まぬ麦畑橋本 悟郎
涙一粒声なき声の「ありがとう」橋本あずさ
大声で海に叫んでいる孤独梶  泰榮
「パワフル」 森  峰義 選
ハードロックのリズム奏でる今日の雨川村 道子
てきぱきと仕分け閻魔のたなごころ橋本あずさ
パワフルな文面無理をしてないか住田勢津子
「 選ぶ 」 松原ヒロ子 選
選んだ道だ悔いのしずくは残さない堀田 志保
手探りで選んだ藁が温かい島津 敏子
方舟に乗れるのはあとひとりだけ住田勢津子
「雑 詠」 原田 多喜 選
弱点は頂上だけを見る眼鏡荒川 照美
ライバルは私 心に棲むわたし位田 仁美
無口から人情の機微学んでる梶田 隆男


















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